「ホームページを作ったはいいものの、全く更新できていない」「アクセスはあるのに、問い合わせや売上に繋がらない」
このような悩みを抱えてはいないでしょうか。ホームページは「作って終わり」ではなく、公開してからが本当のスタートです。しかし、日々の業務に追われ、サイトの運用にまで手が回らない企業は少なくありません。
本記事では、そんな課題を解決する「ホームページ運用代行」について、具体的な業務内容から費用相場、依頼するメリット・デメリット、そして失敗しない代行会社の選び方まで、網羅的に解説します。この記事を読めば、自社にとってホームページ運用代行が必要かどうかを判断し、最適なパートナーを見つけるための一歩を踏み出せるはずです。
ホームページ運用代行で依頼できる業務内容とは?
ホームページ運用代行と聞くと、単にお知らせを更新してくれるサービスを想像するかもしれません。しかし、その業務内容は多岐にわたります。ここでは、多くの運用代行会社が提供している代表的な業務内容を4つのカテゴリーに分けてご紹介します。どこまでの業務を依頼できるのかを知ることで、自社の課題解決に繋がるかを判断しましょう。
サイトの保守・管理(サーバー・ドメイン・SSL)
ホームページを24時間365日、問題なく閲覧できる状態に保つための基盤となる業務です。
サーバー管理
ホームページを設置する場所であるサーバーの監視や、ソフトウェアのアップデートなどを行います。障害発生時には迅速な復旧対応が求められます。
ドメイン管理
「〇〇.com」といったサイトの住所であるドメインの契約更新手続きを代行します。更新を忘れるとサイトが表示されなくなるため、非常に重要です。
SSL証明書の管理
通信を暗号化し、サイトのセキュリティを担保するSSL証明書の更新管理を行います。これが切れると、ブラウザに「保護されていない通信」といった警告が表示され、ユーザーの信頼を大きく損ないます。
これらの専門的な保守・管理を任せることで、担当者は安心して本来の業務に集中できます。
コンテンツの更新・修正
ホームページの情報を常に最新の状態に保ち、ユーザーにとって価値のあるサイトであり続けるための業務です。
- お知らせやニュースリリースの投稿
- 商品・サービス情報の追加や変更
- 導入事例やお客様の声の掲載
- ブログ記事の作成・投稿
- 誤字脱字の修正や画像の差し替え
定期的な情報発信は、リピーターを増やし、検索エンジンからの評価(SEO)を高める上でも欠かせません。
改善の運用:アクセス解析と改善提案レポート
ホームページの現状をデータに基づいて分析し、成果を最大化するための改善策を提案する業務です。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使い、「どのくらいの人が訪れているのか」「どのページがよく見られているのか」「ユーザーはどのようなキーワードで検索して来たのか」といったデータを分析します。
その分析結果を基に、専門家の視点から「トップページのこの部分を改善すれば、離脱率が下がるはずだ」「このようなコンテンツを追加すれば、問い合わせが増える可能性がある」といった具体的な改善提案を、分かりやすいレポート形式で提出してくれます。
集客支援・Webコンサルティング(SEO・広告運用)
サイトの保守や更新だけでなく、より積極的に集客を増やし、事業目標の達成を目指す戦略的な業務です。
SEO対策
Googleなどの検索エンジンで、特定のキーワードで検索された際に自社サイトが上位に表示されるよう、サイト内部の構造やコンテンツを最適化します。
Web広告運用
リスティング広告やSNS広告などを活用し、ターゲットとなるユーザーに的確にアプローチしてサイトへの流入を増やします。
Webコンサルティング
ホームページを軸としたWebマーケティング戦略全体の立案やアドバイスを行います。
これらの業務は、ホームページを単なる「情報発信の場」から「売上を生み出すためのツール」へと進化させるために不可欠です。
ホームページ運用を代行業者に依頼する7つのメリット
自社で運用するのと比べて、外部の専門業者に依頼することにはどのような利点があるのでしょうか。ここでは、ホームページ運用を代行業者に依頼することで得られる7つの主要なメリットを解説します。
プロの専門知識と最新技術を即座に活用できる
Web業界の技術やトレンドは日進月歩です。SEOのアルゴリズムや効果的なWebデザイン、セキュリティ対策など、常に最新情報を追い続けるのは容易ではありません。運用代行会社は、それらを専門とするプロ集団です。依頼すると同時に、彼らが持つ最新の知識と技術を自社のホームページに反映させることができます。
社内のリソースを重要業務(本業)に集中できる
ホームページの運用には、コンテンツ企画、記事作成、画像加工、データ分析、技術的なメンテナンスなど、想像以上に多くの時間と手間がかかります。これらの業務を外部に委託することで、社員は本来注力すべきコア業務(商品開発、営業活動、顧客対応など)にリソースを集中させることができ、組織全体の生産性向上に繋がります。
客観的なデータに基づいた戦略的な改善提案が受けられる
社内だけで運用していると、「おそらくこうだろう」「こうあってほしい」といった主観的な思い込みで判断してしまいがちです。専門業者は、アクセス解析などの客観的なデータを基にサイトの課題を分析します。データという事実に基づいた冷静な視点から、成果に繋がる戦略的な改善提案を受けられる点は大きなメリットです。
安定したサイト運用でSEO評価を維持・向上できる
検索エンジンは、定期的に更新され、技術的に安定しているサイトを高く評価する傾向にあります。代行会社に依頼すれば、安定したサーバー管理と定期的なコンテンツ更新が保証されるため、サイトの信頼性が高まります。これがSEO評価の維持・向上に繋がり、結果として安定した集客基盤を築くことができます。
採用・教育コストをかけずに専門家チームを確保できる
Web運用の専門知識を持つ人材を自社で採用・育成するには、多大なコストと時間がかかります。採用してもすぐに活躍できるとは限りませんし、教育にも手間がかかります。運用代行を依頼すれば、採用コストをかけずに、Webデザイナー、エンジニア、マーケターといった専門家チームを必要な時に必要なだけ確保できます。
担当者の退職による運用停止リスクを回避できる
「Web担当者が一人しかおらず、その人が退職したら誰もサイトを更新できなくなる」といった「属人化」は、多くの企業が抱えるリスクです。運用代行会社に依頼すれば、組織として対応してくれるため、特定の担当者の退職によってサイト運用が完全にストップしてしまう事態を避けられます。
高度な専門ツールを利用した分析が可能になる
効果的なサイト分析や競合調査には、高機能な専門ツールが必要となる場合があります。これらのツールは高額な月額費用がかかることが多く、中小企業が独自に導入するのはハードルが高いのが実情です。多くの運用代行会社はこれらのツールを契約しており、その分析機能を活用した質の高いレポートや提案を受けることができます。
依頼前に知っておくべきホームページ運用代行の5つのデメリット
多くのメリットがある一方、運用代行には注意すべき点も存在します。契約後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、事前にデメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。
費用対効果の見極めが難しい
当然ながら、外部に依頼すれば月々の費用が発生します。特にサイト改善やSEO対策は、効果が出るまでに数ヶ月から1年以上かかることも珍しくありません。短期的な視点で見ると、コストだけがかさんでいるように感じられ、費用対効果を判断しにくい場合があります。
コミュニケーションに手間がかかる
外部の会社であるため、自社の事業内容や商品への理解度には限界があります。意図した内容を正確に伝えるためには、電話やメール、定例ミーティングなどで密なコミュニケーションを取る必要があります。このやり取りを負担に感じたり、認識のズレが生じたりする可能性があります。
急な更新に即時対応できない
社内に担当者がいれば、急なプレスリリースや緊急のお知らせなどを即座にサイトへ反映させることができます。しかし、代行会社の場合は、依頼してから対応完了までに一定の時間がかかります。営業時間外や休日の対応など、緊急時の対応ルールを事前に確認しておく必要があります。
社内にノウハウが蓄積されにくい
運用業務をすべて「丸投げ」にしてしまうと、自社にはWebマーケティングに関する知識や経験が一切蓄積されません。将来的に内製化を考えている場合や、担当者のスキルアップを目指す場合には大きなデメリットとなります。レポートの内容を理解し、定例会で積極的に質問するなど、ノウハウを吸収する姿勢が求められます。
情報漏洩のリスク
サーバーのログイン情報や、場合によっては顧客情報など、企業の機密情報を外部の会社と共有することになります。そのため、情報漏洩のリスクはゼロではありません。契約前には、代行会社のセキュリティポリシーや情報管理体制がしっかりしているかを必ず確認する必要があります。
ホームページ運用代行の費用相場は月額いくら?
ホームページ運用代行の費用は、依頼する業務範囲によって大きく変動します。ここでは、一般的な費用相場を4つのプランに分けてご紹介します。自社がどのレベルのサポートを必要としているかを考えながらご覧ください。
月額1万円~5万円:基本的な保守・管理プラン
主な業務内容
サーバー・ドメインの管理、SSL証明書の更新、月1~2回程度の簡単なテキスト修正や画像の差し替え。最低限のサイト維持を目的とする企業向けのプランです。
月額5万円~10万円:コンテンツ更新を含むプラン
主な業務内容
上記の保守・管理に加え、月数回のお知らせ更新やブログ投稿代行など、定期的なコンテンツ更新が含まれます。サイトの鮮度を保ち、情報発信を継続したい企業向けです。
月額10万円~20万円:アクセス解析・改善提案を含むプラン
主な業務内容
コンテンツ更新に加え、月次のアクセス解析レポートの提出や、データに基づいた改善提案(コンサルティング)が含まれます。サイトの課題を明確にし、成果に繋がる改善を行いたい企業向けです。
月額20万円以上:戦略的Webマーケティングプラン
主な業務内容
上記の全てに加え、本格的なSEO対策、Web広告の運用代行、SNS運用支援など、包括的なWebマーケティング支援を行います。ホームページを事業成長の核と位置づけ、積極的に集客や売上向上を目指す企業向けのプランです。
※上記はあくまで目安です。サイトの規模や構造の複雑さによって費用は変動するため、必ず複数の会社から見積もりを取りましょう。
失敗しないホームページ運用代行会社の選び方3つのステップ
数多くの運用代行会社の中から、自社に最適なパートナーを見つけることは簡単ではありません。ここでは、ミスマッチを防ぎ、信頼できる会社を選ぶための3つのステップをご紹介します。
依頼の目的と範囲を明確にする(「なぜ」と「何を」)
まず最初に行うべき最も重要なことは、社内で依頼の目的と範囲を明確にすることです。
なぜ依頼するのか(目的)
「日々の更新業務の負担を減らしたい」「専門家の力で問い合わせ数を増やしたい」「とにかくサイトを放置状態から脱却させたい」など、運用代行によって達成したい目的を具体的にします。
何を依頼するのか(範囲)
目的を達成するために、どの業務を依頼する必要があるのかを整理します。「サーバー管理だけ任せたい」「ブログ記事の作成から投稿までお願いしたい」「SEO対策と広告運用をセットで頼みたい」など、依頼範囲を明確にすることで、業者選定の軸がブレなくなります。
実績と得意分野を確認する(自社との相性)
次に、候補となる会社のウェブサイトで、過去の実績や事例を詳しく確認しましょう。ここで見るべきポイントは、単にデザインがおしゃれ、という点だけではありません。
- 自社と同じ業界での実績はあるか?
- 自社と同じくらいの事業規模の会社の実績はあるか?
- 自社が抱える課題(例:BtoBの集客強化)と似たケースを解決した実績はあるか?
また、「SEOに強い」「デザイン改善が得意」「BtoBマーケティングに精通している」など、会社によって得意分野は異なります。自社の目的と、その会社の強みが合致しているかを見極めることが重要です。
複数社から見積もりを取り、担当者との相性も見極める
候補を2~3社に絞り込んだら、必ず相見積もりを取りましょう。これにより、費用やサービス内容の相場観が分かり、適正な価格で依頼することができます。
見積もりを依頼する際には、ステップ1で明確にした目的と依頼範囲を正確に伝えることが大切です。提出された見積書や提案書の内容を比較検討するだけでなく、問い合わせへの対応スピードや、打ち合わせでの担当者の人柄、コミュニケーションの取りやすさもしっかりと見極めましょう。運用は長い付き合いになるため、信頼して相談できる担当者かどうかは非常に重要な選定基準となります。
ホームページの運用代行はYUTORIにお任せください
ホームページを制作して終わりにするのではなく、「成果を生む資産」へと育てるためには、継続的な運用と改善が不可欠です。専門知識やリソースの不足でお悩みの企業様は、ぜひ株式会社YUTORIにご相談ください。
株式会社YUTORIは、採用支援からクリエイティブ制作、マーケティングまで、企業の成長を支える総合パートナーです 。Webサイトやランディングページ制作 はもちろん、Web広告の運用 、映像制作・写真撮影 まで、Webに関するあらゆる施策をワンストップで提供します。
「誠実・謙虚・感謝・挑戦を楽しむ」を企業理念とし 、お客様のビジネスに”ゆとり”を提供すること が私たちの目標です。ホームページの運用やWeb戦略に関してお困りのことがございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。